『もう、早く入ってよ!!』



あたしは、翔真をグイグイ押し倒して
その上に座った。



「………////???!!!」



あたしは、見つからないように
必死に翔真くんに抱きついた。



「ちょ///!! 三浦!!」



『しぃ〜〜〜!!! 声出したら
美佳子ちゃんに、バレちゃうじゃん!!』




「はぁ…!!?? お前、馬鹿か!!
なんで、お前まで隠れるんだよ!!」



あぁ〜〜〜〜!!!

しっ、しまったぁ!!!


あたしは、部屋にいないとまずいんだ!!!




――――――ガチャ


「結愛〜〜!! 大丈夫……って
あれ?いない……?!」



バクバクバクバク!!!!


どうしよう!! 部屋に
どうやって 戻ったらいいの?



「結愛、どこいったんだろ?」


すると美佳子ちゃんは、ベランダの外を

覗きこんできた……。