=翔真side=



今日は俺の入学式。


そんな日 1人の女と出会った。


ニヤニヤしてて すっげーおもしれぇ奴。



俺は入学式中も ずっとそいつを
観察していた。


そしたら あいつは何も無いとこで
転けそうになるし 本当、馬鹿だ。



今度は ずーっと何処かを見つめていた。


俺もその視線を辿ってみると

俺の兄貴を見ていた。



「あいつ、なんで俺の兄貴知ってるんだ??」



俺は小さいな声で そっと呟いた。