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『ちょ…翔…ま… 痛い…苦しい…』


「わっ 悪い……。」



ずいぶん遠くまでやって来た。

急にどうしたんだろう……?



「つか…なんで、あんなとこに
いたんだよ!!」



―――――ビクッ!!



なっ!何、今の言い方……。


せっかく、早起きして持ってきたのに!


『あたしは、昨日の服を返しに来ただけ!』



「こんなもん 教室で良かったのに。」



翔真くんは、あたしの手から
洋服を乱暴に取り上げた。