次の日の夜になった。


手代木は木刀を持って家を出た。


妹の前で人を殺したくないし、維新が成ってから、武力が無駄なことを悟った。


警察に連絡してはいないが、藤田なら連絡し無くても何かするに違いない。


彼ならいろいろ手を打っているはずだ。



そんなことを考えているうちに約束の場所に着いた。