「瀬伊摩…いいよ」

「本当に…いいんだな??」

彌嘉の後ろでも

組員が大声で叫んだり

涙を流したりしてる。

そして…




パァァァァンッ…




銃の音が倉庫内に響いた

「「彌嘉ぁ~~~~‼‼」」

俺と架璃拿は

とにかく涙を流して

あいつの名前を呼び続けた。

「手ぇ離せよっ」

やっと手も解放され

真っ先に彌嘉のもとへ向かった。

「彌嘉っ!!彌嘉‼‼死ぬなよ‼‼」

「総長‼‼」

「架璃拿。救急車‼‼救急車呼べ‼‼」

「うんっ…」

とにかく彌嘉を助けたくて。

首からとにかくたくさんの血が

あふれ出してる。

数分で救急車も来て。

彌嘉は意識がないまま

病院へと送られた。