「晴たんに言っとくよ、きゅんきゅんだってーって」 「は、晴先輩・・・に?」 いきなり顔を赤くして、俯いた里菜に あたしの恋愛センサーが反応した。 「り、里菜氏・・・!も、もしかして晴ちゃんにらぶどっきゅ、ぐえっ!ちょ、本気で叩かないで」 ふざけ半分で言うと、 バシバシあたしの肩を叩いて来た里菜。 こりゃまじだな。 「へー里菜ちゃんてそーゆー趣味・・・」 へえ意外、と言いながらワイシャツのボタンをいじっている礼央。 こいつにだけは知られないほうが よかったと思うよ。