そんな顔したあたしに気づいた礼央は無表情で言った。


「ブラックである限りそんな世間の目なんか気にしてらんねぇんだよ」


「礼央は・・・圭たちはそんな目を、いつもむけられてんの?」


「んなの相手してたら切りがねぇんだよ、それ覚悟でこんなんやってんだよ」


だって、
肩書きだけで礼央達をそんな目でみるなんて
あたしはぜったいそんな大人になりたくない。


「おまえは、そんな差別にたえられんのかよ?」

あたしは
あたしはあんな冷たい視線に耐えられる?
これから先確かに晴たちといたら楽しいとおもう
思うけど!それ以前にあたしは耐えられるのかな?