「こんにちは。ちゃんと来たんだ。じゃあ、亜美からでいい?」 亜美は素直に座り、智貴君の診察を受けていた。 「はい。いいよ。次、奏ちゃん、どうぞ。兄ちゃんじゃないけど、大丈夫?」 恥ずかしいし、怖い。 いつから、彼方以外の先生に診察されてないんだろ…。