「奏。おはよー」 亜美だ。 亜美は彼方と同じ呼吸器科で働くんだ。 「おはよー。いよいよだね。」 「そーだね。緊張するよ〜」 「うん。あっくれぐれも、私と彼方が結婚してることは、秘密だよ」 そう、私達が結婚しているのは、秘密にするんだ。 時期を見て…ってことになったんだ。 「わかってるって」