家に帰ると、彼方が帰っていた。 「おかえり。ご飯出来てるよ」 「ありがとう」 私は、椅子に座ったが、食欲はなく、気分が悪い。 私のそんな、状態を、彼方が見過ごすはずもなく、 「奏?どうしたの?調子悪いの??」 「…大丈夫だよ」 「嘘つかないの…」 そう、言うと、私をお姫様抱っこし、ベットに、運んだ。