ほら、朝が来た
カーテンの隙間から
強く朝日が部屋に入り込む

朝日が僕の目を刺激する
起きろ、起きろと、あまりにも激しく

僕はまだ眠っていたい
起きたところで
代わり映えのない一日

余計なものは何もない
むしろ
必要なものさえ揃っていない

テレビはない
冷蔵庫はある
ゲーム機なんてないけど
別にやりたいとは思わない

蛇口をひねれば水は出るが
ガスは既に止められてる

そんな四畳半の部屋

こんな部屋でも平等に
今朝も太陽は照らしてくれた