カラフル☆


だって…喪が私ばかり見てるのが悪いんぢゃん。

麻未には言えなかったけど本当はすごく嬉しかったんだから。

喪が私に視線を向けてくれるだけでも…。

ってそんなこと考えている暇はない。

信号がやっと青になった時、喪は私に言った。

「俺も好きだよ」

それは優しい声だった。

心臓が張り裂けそうだ…。

嬉しい、嬉しすぎるよ。

初恋の相手に好きだなんて夢みたい。

私はただその時、喪の本当の正体をまだ知らなかった。