ハッピーエンド

いつも手には教科書か、何かの書類を抱えていた。



たまに誰かと話しているのを見かければ、何やら難しい話をしているのか顎に手を当てて真剣に考えている。



あまり女の子同士ではしゃいでいるところを見かけない。



それは友達が居ないというよりは、そういう関わり方を嫌っているという方が正しいような気がした。



その証拠に数人の女の子と話をしている所も、何度か見た。



話をしていると言っても、傍らで微笑みながら話を聞いているだけ。



相談されているのだろうか?



なんだか僕には、彼女が他の女の子とは違って見えた。



真面目なんだろうな。



しっかりしているんだろうな。



だって生徒会に入っているんだもの。



何でも自分で出来て、誰かの相談にも乗る余裕がある。