先輩Ⅰ



「その態度なんだよ!全校にばらすぞ!」


ぷちん。


あたしはキレた。

「なんなんですか!あなたからやってきたんじゃないですか!大体こっちが迷惑です!あたしのファース…。」


「ファース!?」


あの男子はニヤニヤしながらさけんできた。


「もういいです!」


あたしは無視して小走り。


「ファースってなによ!」


百合は一人でぐだくだ言ってる。