「今日の理科のあとにかほと白川が準備室入ってくの見ちゃってさ。」 下を向いて話した。 「まじで…。」 百合は少しショック声で言う。 「できてるってことかな?」 あたしは聞いた。 「まだ確定じゃないよ。だって準備室で何してたんか分からないし。」 「そっか。」 「ひとまず帰りながら話そう。」