『…なんだそれ、あいつ……』 「…別れられないよ…あたしもまだ隼人が好きだもん、だけどあんな隼人なら別れたい」 『…俺がなんとかしてやるから、明日空き地来い、なっ!』 こんなときの健太はカッコイイ。 なんで滝本の顔が浮かんだのかは気にしないでおく。 隼人が怖くて仕方ない。 あたしは暗い道を一人で帰っていった。