「ユウ、ちょっと質問してい?」 あたしは右隣にいたユウに声をかける。 ユウは「何?」と、話を聞いてくれる体勢になった。 「自分の生活の中心って解る?」 「え?」 「自分が生きる時に一番大切なことみたいな感じかな? 部活とか………彼氏とか?」 ユウはあたしが説明し終えた後に、「うーん」と少し考えた。 そして ユウは言った。 「寝ること!」