心のキョリは1センチ

4人とも違うパフェを頼んだ。


「佐藤くーん、パフェ食べたら
解散?」

服部くんが、パフェを食べながら言う。

「だって僕明日仕事だからさ。
帰って寝ようかな!!
ほら、もう1時だよ。(笑)」

時計を、見ながら佐藤くんが返す。

「えー!!俺ん家来ない!?
咲ちゃんたちも!!」


服部くんは、まだ遊び足りないみたいだった。


「えー、いいけど…」



結局、服部くん家に行く事になった。

佐藤くんは、
帰りたそうな目をしていたが…。




お金を払って
店を出た。


私は咲ちゃんの車に乗って
服部くんの車の後に
ついていった。



ご飯食べて解散の予定だったが、
まさかこんな遅くまで遊べるなんて思っていなかった。






車を走らせて5分。





服部くん家は、よく利用する駅の近くにあった。