相手にされない
葬式が続く、

親戚は、つまらないと散歩していると、
長女を焼いている姿を、
『特別に』と歯の欠けた爺さんが、誘う。

『何が特別?』

『ふっくらした私の胸が見たいの?』

『いや、いくら私がおとなしくとも、仕事中にしないだろ』

知恵は、亡き長女と次女。そして『姉の仲間』だった。