期間限定な同棲【完】





うわっ。


もー最悪だよ



パンプスで走って、コケてこれからコンクリートに顔を打ち付けるなんて……




パンプスなんて履いて来るんじゃなかったなー




でも、一向に体に痛みは襲ってこないし



むしろ、絶対に痛いだろうな。っと思っていた顔にもこなかった




おそるおそる目を開けると……




『えっ!?何で?』



目の前には、あるはずのコンクリートはなくて



下を向くと、ちゃんと地面に立っていることがわかる