期間限定な同棲【完】






「アユミー!」



『あ、サユリ。』



そんな気まずい空気を救ってくれたのは



他でもない、私の親友なサユリ




サユリとは大学で知り合ったんだけど、好きなものとかが同じですぐ仲良くなれちゃった




「こんなところにいたんだ。探したよ。」




『えっ…あ、ゴメンね。』



「なんか、取り込み中だったりした?」



そんな風に聞くも、皆何も声に出さないし喋らない




正直、この空間ってあんまり好きじゃなくて……




速く連れ出してほしかった