『はぁっ。』 「後、もうちょいだから。」 時間が互いに迫っていても。 私がかなりの全力で走っていても。 ショウには、軽い運動で私の歩数で合わせて走っていた 流石、サッカー少年 体力は付いたなって素直に思った 『はぁ、間に合った。』 「マジでセーフ。」 ―――プシュー 私たちが電車に乗り込んだすぐ後に、ドアが閉まる 本当にショウが言った通りに、セーフだった