期間限定な同棲【完】






『そんなことがあったら、もう駄目だよ。』





「その気持ちに、今タクマはなっているんだよ。」




今タクマが……



こんな嫌な思いしている?



「だって、そうでしょ。



タクマは、アユミからは幼馴染みと同棲してるなんて聞かされてなくて




そして、自分の彼女と知らない男が抱き合っているのを見ちゃったんでしょ?」



あのとき、タクマは私たちのこと絶対に見てた




私がどうしていいかわからないで、ショウに抱き締められた状態を




『でも、それにはちゃんとしら理由があって!』




「じゃあ、それをタクマにちゃんと話したの?」




………話してなんかない