その後、柳くんは私を家まで送ってくれた。


私は、その夜、涙が止まらなかった。


柳くんの言葉を思い出せばだすほど、涙が止まらなかった。



私はこれからどうしたいんだろう。


やっと私は、自分のこれからについて考えることができた。


自分のやりたいことは自分で決めるんだ。


そう豪語していた私。


柳くんの手を借りちゃったのがちょっと悔しかった。