三十路越えっ!?

―――恭司side



…なんだこれ


「こんにちは!」


「こよりの友人の鳥川陽菜です!」


「同じく大野巳波です!」


「…こよりの彼氏の城田陸斗。」



「陸斗!いつ私の彼氏になったんだよ!ご、ごめんね恭ちゃん今日もかっこいいね」




…なんだこれ((二度目
しかも最後のなんだそれ





「確かに、悪くないわね」

「でもけだるそうね」

「俺は認めねー」





―――――――――
…まさかの来客。
高校生に囲まれるおっさんって…不自然にも程があるだろ

そして勉強を教えているって…いったい何してんの俺。



「恭ちゃんっ、ここどうやるの?」




「ここは…ってそんなくっついてたら教えらんねーだろが。離れろ暑っ苦しい。」


何故かこよりが異様にベタベタしてくる。

親と重ねてるのか?高校生とはいえやっぱり寂しいんだな。



「…鈍っ」


「は?なんか言ったか小娘。」


「小娘!?私は陽菜って名前があるんだけど!」



女子強し。
やっぱりタメ口なんだな…