三十路越えっ!?



「も、もしもし…?」


『こんな時間にゴメンねぇ〜。ドア開けて〜?』



「まったくだ、今何時だと………は?」


なんと?
ドア?どこの?



『今ねぇ、恭司の部屋の前にいるの〜』



お前はメリーさんかっ!



―――――――――――…




「…で、どうしたの?何かあったの」


結局ドアを開けてしまう俺はかなりのお人好しだと思う。


「急にごめんねぇ…。でも何かあったのは私じゃないの〜」




「じゃあ誰が…?」


そのとき、奈緒の裏からぴょこっと誰かが顔を出した。



「」