響君に触れられた所が一気に熱くなる。 「う、うんっ!あ、あ、ありがとうっ」 平静を装ったつもりなのに、すっごい噛んじゃった…… 頭が沸騰してなにも考えられないよぉっ 「…よかった……愛希姫が無事で…」 私が慌てていると、響君に ぎゅっ と抱き締められた。 頬の熱が、全身に広がる… 心臓の音がやたら大きくてうるさい… だけど… 離さないでって思う私は、何かの病気にかかってしまったんじゃないんだろうか……