翌朝、パーティーの件が収まるまでは車で登校、と愛希姫と約束した。 車から降りると校門の前で西園寺さんが待っていた。 「愛希姫ー!おはよう!」 「萌瑠ちゃんおはよう!わざわざ待っててくれたの?」 「当然よ!愛希姫が心配だもの!!」 そう言いながら愛希姫の髪を撫でている。 愛希姫も嬉しそうだ… …俺は相変わらず西園寺さんに無視されていた…。