年上な彼女

「日本語は正しく使ってください。まだ俺は16です。座ることのできない妊婦さんがいるのに譲らないあなたたちをみているのが迷惑なんです。」


ひとりがたちあがり
佐野くんの胸ぐらをつかんだ。


「正当防衛ですか?」

「そろそろ黙れよ!」


「パシャ」

その音と同時にみんながこっちをみた