隣のベットなだけあって
よくしゃべるようになった。
あなたは意外とおしゃべりで、
私はいつも笑ってた。
あなたのこと知らなくて
知りたくて
毎日質問をする。
でも肝心なことだけ
聞き忘れてたんだ。
とても大切な事だけ
聞きそびれてたんだ。
最初に聞いておけばよかった。

ねェ永久……

「これ。」
永久はそう言って
無印のノートを出した。
「これ?ノート?」
私は良く分からなかった。
「そう。ノート。」
そう言って彼が微笑むので
よけい分け分からなかった。
「何を書くの?」
「それはこれから俺たちが決めること。」
永久はそう言って笑った。
「交換ノート?」
「そうしてもいいよ。」
「じゃぁそうしよう?」
交換ノートをすることになった。
「うわぁ。中学生以来だよ!」
私ははしゃいで永久を見る。
「そうなの?今何歳?」
永久もはしゃいで私を見る。
「今高校2年生だよ。」
「17?」
「うん。」
「じゃぁ俺より1個下だね。」
永久はそう言って胸を貼る。
「その割には老けてるよね。」
「殺されたい?」
永久のパンチがとんでくる。
でも、目は笑ってる。
「許してください。」
夜まで2人ではしゃいでた。