「暑いんだけど!」
真美はそう言って
手で顔を仰ぐ。
「私もなんだけどォ!」
私も手で顔を仰ぐ。
入道雲に空が支配される。
今は8月。
私、由亜と友達真美は
補習のため、休日登校していた。
「めんど!」
「めんどいなぁ。」
私たちは声をそろえて補習をけなす。
「アイス食べたくね?」
真美は相変わらず手で仰いでいる。
「レッツアイス~!」
2人で学校近くのコンビニへと走る。
最高に暑い昼下がりだった。
「由亜!!」
真美が呼んでる。
「何?」
「何?じゃないよ!!あんたこのアイスにする?このアイスにする?」
真美はせっかちだ。
「どうしよっかなぁ?」
私はぼ~っとしてることが多い。
「じゃぁ間をとってこれは?」
真美が持ってるのはイチゴバー。
私はイチゴが大好き。
「私買う!イチゴ大好き!!」
「由亜分かりやすっ!」
2人でコンビニを出る。
「あのっ!」
後ろで声がした。
澄んだ男の子の声が。
「はい?」
私は振り返る。
そこに男の子がたっている。
顔は中の上。
髪の毛は少し茶色。
片方の耳にはピアス。
でも全然悪い人には見えなかった。
瞳がきれいな男の子だった。
「さっき、財布をアイスの売り場に置いて行きませんでしたか?」
彼は紳士的に話した。
私は必死で考えた。
そしてバックを探る。
財布が・・・無い。
「あっ!そうだ!あっありがとうございます!」
私は深くお辞儀をした。
「いえいえ。これですね?」
彼は私に財布を渡してくれた。
これが私たちが最初に交わした会話。
私はきっと忘れないよ。
アナタは覚えてる?
真美はそう言って
手で顔を仰ぐ。
「私もなんだけどォ!」
私も手で顔を仰ぐ。
入道雲に空が支配される。
今は8月。
私、由亜と友達真美は
補習のため、休日登校していた。
「めんど!」
「めんどいなぁ。」
私たちは声をそろえて補習をけなす。
「アイス食べたくね?」
真美は相変わらず手で仰いでいる。
「レッツアイス~!」
2人で学校近くのコンビニへと走る。
最高に暑い昼下がりだった。
「由亜!!」
真美が呼んでる。
「何?」
「何?じゃないよ!!あんたこのアイスにする?このアイスにする?」
真美はせっかちだ。
「どうしよっかなぁ?」
私はぼ~っとしてることが多い。
「じゃぁ間をとってこれは?」
真美が持ってるのはイチゴバー。
私はイチゴが大好き。
「私買う!イチゴ大好き!!」
「由亜分かりやすっ!」
2人でコンビニを出る。
「あのっ!」
後ろで声がした。
澄んだ男の子の声が。
「はい?」
私は振り返る。
そこに男の子がたっている。
顔は中の上。
髪の毛は少し茶色。
片方の耳にはピアス。
でも全然悪い人には見えなかった。
瞳がきれいな男の子だった。
「さっき、財布をアイスの売り場に置いて行きませんでしたか?」
彼は紳士的に話した。
私は必死で考えた。
そしてバックを探る。
財布が・・・無い。
「あっ!そうだ!あっありがとうございます!」
私は深くお辞儀をした。
「いえいえ。これですね?」
彼は私に財布を渡してくれた。
これが私たちが最初に交わした会話。
私はきっと忘れないよ。
アナタは覚えてる?