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「嘘ー……」


「わ〜、ドンマイだね、こりゃ」




私は1C。他の皆は1D。



「なんで私だけ違うクラスなの〜……」


「まあ、体育は一緒だし！」


「体育受けるつもりない」


「うちら遊び行くし！昼も一緒に食べよ？」



「うん…」



はあ。まじなんなんだよ。

てかこれ考えたの誰だよ。

訴えるぞ。(←え)




「じゃ、教室むかうか」



重い足取りで教室へ向かった。



―――――


「じゃあ、莉緒クラス馴染めよ〜」


「頑張るわ……」



みんなと別れると、私はクラスに入って行った。



「莉緒?!」


「……？」



いきなり話しかけてくる男子。


ちょっとチャラめ。




…誰



「は?!忘れたの?!俺だよ！俺！」



おれおれ詐欺か。



「誰？名前は？」


「三宅章吾！覚えてないわけないだろ?!」




三宅章吾…



どっかで聞いた気が……