あぁ、愛しいよ
本当に、誰よりも…
「しっ……くる…っ」
息を吸おうとして開く口
舌を滑り込ませていくと、驚いたように身体に力が入った
さすがに息ができないのは可哀想だから、呼吸をしやすいようにタイミングを教えていく
翼自信には意識はなくとも、身体が順応し始めている
二人の唇が熱くなっていく
舌がゆっくりと絡まっていく
必死に応えようとしてくれてる姿はなんとも可愛くて、ついつい意地悪をしてしまいたくなる
「翼…目開けて」
「ふぁ……?」
濡れた睫毛が揺れる
茶色の美しい瞳に俺が写る
だけどすぐに目を逸らされる
恥ずかしいんだろう、本当に泣きそうになっている

