社長の溺愛




「お腹空いただろ、お粥なら食べれるか?」


「……うん…食べれる」


「待ってな、横になったままでいいから」


「ん……」



すぐさまキッチンに向かうと、翼が寝ている間に作った卵粥を温める



いい具合になったところでボタンを押す



水と一緒にトレーに乗せ、冷めないうちに寝室まで運ぶ



ベッドの上には上半身を起こした翼が枕を抱いている



うさぎの抱き枕は現在不在だからな



「枕はどかそうな」



「…………」



ちょっと残念そうにしぶしぶといった体で元の位置に枕を戻す


思わず出てしまいそうになる笑いを耐えるのが結構キツかったりする