社長の溺愛




可愛いなぁ……



じゃなくて…!



「は…外したい…?」


「うん…苦しい…」




仕方ないか、翼のためだ


後で冷たいシャワーでも浴びないとな…




男って、辛い…な……




「おいで、外してあげるから」


両手を広げると小さい身体がなんの躊躇いもなく軽い衝撃を与えて飛び込んでくる



ベッドの上で上半身だけ上げた彼女は実に眠そうだ



抱き締めるように腕を回す



パチン……



しばらくぶりだったホック外しも流石に鈍ってはいないようだな


ほんの一瞬で取ってしまった悲しみと、最後に外したホックを思い出す



「取れた…?」



「…あぁ、腕に通して脱いで」



言われた通りにやる翼から視線を逸らす



見えるから…思い切り見えるから!!!



「取れた…」



「そっか、よくできました」



わざと抱き締めて露になった胸を見ないようにする