社長の溺愛




「まぁ短気なお前が珍しかったんだよな、翼ちゃんに対して激甘だからな!」



「ロリコンがっ!」とつけたし俺に絞められることを予測した幸弘は言い返すまえにドアに到着



振り向いたと思ったら



「ロリコンがっ!今度メイド服着せてやる!」



と不埒なことを言い残し勢いよく去っていった



イライラが増した俺は朝に引き続きため息を溢した



翼に対して激甘ねぇ…


確かに俺は甘いかもしれない、否甘いというより“冷たくない”のほうがあってるな


昔から人に対して干渉することが嫌いだった


自分から世話をやくなんてもってのほかだ


それが翼に対してだけは触れていたくなるし、関わっていたい

話も聞いてやりたいと思うし、理解してあげたいとも思う


何より一生懸命伝えようとしている姿も可愛いと思う


俺って重症だなぁー…


「ロリコンがっ!メイド服着せてやる!」



メイド服かぁ…



翼が着たら俺失神するなー…



こんなことを考えてる時点でもうロリコン決定だ