「……るか、はるかっ!!」 朝。 誰かが俺の名前を呼ぶ声で 目が覚めた。 「んあ…?」 「遥ッ!! おきろっ!!」 「しん…?」 まだ寝たくてたまらない 重いまぶたを、 しぶしぶあける。 開けた途端、目を見開いた。 起きて一発目に、 森のドアップ――!!!!!!!? う、ギャー!!!!!!!!!!!!