日付が変わった頃。 輝流が帰って来た。 まだ起きていた俺を見て、 少しだけ… 驚いたような顔をした。 ……けど、特に、 何かを言うわけじゃなかった。 まるであたしなんか、 いないかのようだった。 …………あたしは、 なぜかそれが、 酷く虚しかったー…。