特に何も…というか、 必要最低限しか話さず、 料理は完成した。 「出来たぞ〜」 森は、 何事もなかったかのような 振る舞いで…。 もしかして…気づいてないの? じゃあさっきの… 名前を聞いたときの 小さな反応は…何? 「遥?」 「あ、ん? 何?」 ヤッベ!!またボーッとしてた…。 考え事すると、 周りが見えなくなるクセ、 直さねぇとな。