「ただいま〜」

部屋に帰ると、
クソうるさかった。



「ウゼェ…」

思わず口からもれた。

ま、仕方ねぇか。
事実なんだからな。



「遥!! おかえりー!!」

「…………ただいま、つかあれ、誰?」

輝流、潤、健、夏樹の他に、
見慣れない頭の野郎が二匹、
いた。


一匹は、青髪に、銀のメッシュ。

一匹は、黒髪に銀がほどよく、
入っていた。
メッシュとは違って、
自然体に見えた。

………不思議な、頭だな。

アイツみてぇだ…。