「それから、悠はうぜぇくらいのブラコンになった。元々そうだったけど、さらにパワーアップした感じ。で、今じゃ過保護な父親みてぇだ」 「…………そうか」 「じゃあ俺…行くな?」 「頑張ってくださいね」 「サンキュー」 脱いだYシャツを持って、 教室に戻ると、 藤沢 輝流が、 機嫌悪そうな顔でいた。