「アイツ、化け物だから」

絶句している俺に森が、
耳元でボソッと教えてくれた。

「た、確かに…(・・;)(;^_^A」

「つーか、イベント好きの猿」

「……………(苦笑)」


猿…か〜。

「ちなみに森は? 何に出るの?」

「俺は、めんどうだから、借り人競争と喧嘩だけ〜」

「森、走るの得意じゃん。選抜とか、100mとか、でないの?」

「めんどうだし、遥いるなら俺、必要ねーじゃん」

「じゃあ森、俺のかわりに100走って」

「………お前さ、聞いてる?俺の話」