猫とチョコレート




雪が

今日の私なんでチョコを食べなかったの!!馬鹿!!


などと考えてると、


龍夜が叩いた事でやっと人がやってきた事に気付いた集団が


「あ、やっべ!」

「早く片付けなきゃ!」

「龍夜くん力強すぎ!頭ヘコんだらどうしてくれんの!」

「ずっと祈ってたから眠くなってきた…」


等々、自分の好きな事を言いながら片付けを始めた。



「(どういうこと…)」



龍夜はその光景をシラーっとした目で見ていた。




――数分後、片付けを終えた職員室内は


よくある普通の職員室になっていた



「(普通って素敵…)」


雪が軽く放心状態になっていると



「いやぁーごめんなっ!!驚いただろ!」



黒い頭巾を被ったままの人が話し掛けてきた



「ぎゃああああああ!!こっちこないで!呪わないでぇえ!!呪うなら龍ちゃんにしてぇ!」


「おい」


「え?あ、頭巾被ったままだった!はははっ」


「(はははって!なんも面白くない!)」



龍夜を盾にしてジーッと目の前の怪しい人物を見てると

スルッとその頭巾を取った



「俺は1-C担任の爽(そう)だ!

好きなように呼んでくれ」


「………じゃあそーちゃんで」


「おぅ!」



爽やかにニカッと笑う目の前の人はホントにさっきまで怪しげな儀式をしてた人だろうか。



「お前は…夜野雪だよな?」


「そうですけど…」


「おぉ、よかった

お前は俺のクラスだぞ

ちなみにそこにいる龍夜も一緒だ!」


「え…



龍ちゃん同い年なの…!?」


「…俺が老けてると言いたいのか?あ?」


「べ、別に龍ちゃん老け顏なんだなとか思ってないんだからね!!」


「(…イラッ)」






(ところでもう時間が10時近いんだけどいいのかな…)


…いや、そんな事よりもやっぱチョコ食べたい