猫とチョコレート



「…うん。理事長が恐ろしいという事はわかった!!


だから教室にいこう!」


「え?」


「は?」


「いや、だって会いたくないし…


しかも時間やばいし?」


「え…時間…?



………うわぁ」



私の言葉で時計を見たそーちゃんは顔を青くさせる



「やべ、早く教室にいくぞ!!」


「そうだな」


「あ!!待って!!」


「雪どうした?」


急いで教室に向かおうとするそーちゃんの後を追おうとするがある事を思い出して声をあげる



「…チョコ食べるから待ってて!!」


「よし行くか~」


「えぇ!?待ってってば!」


「…アホか…」


「龍ちゃんヒドイ!!」



雪を置いて行こうとする2人を焦って追いかけながらポケットを漁り、チョコを取り出す。


「そーちゃん、龍ちゃん!!ほい!」


ポケットから取り出したチョコをそーちゃんと龍ちゃんに投げ渡す


「おぉ?サンキュ?」


「常備してんのかよ…



……ってかやわらけぇ!!」


「ずっとポケットに入れてたから溶けて柔らかくなっちゃった☆」



雪の言葉に頬をひくっと引きつらせながらチョコを返す龍夜


「俺甘いもん好きじゃねぇから」


「龍ちゃん冷たいなぁ!も~」


「…あ、溶けててもウマイぞ」


「だよねーだよねー」


「…あと少しでつくぞ」



チョコを食べながらも進んでいた3人。


あと少しで教室につくというのに全く緊張感がない




(あー…やっぱチョコうまい…)



緊張<チョコ