猫とチョコレート






「で!!理事長こと、田中奏多さんは


何をしたの?」



そーちゃんのじめじめがウザくて半ばキレ気味に聞く。


その言葉に反応したそーちゃんは、遠い目をしながら語りだした。



「そうだな…



ある日の事だ。


理事長がいきなり生徒を集めて全校集会を開いた。


そして理事長は皆の前に立ち、こう言ったんだ。


『今から料理コンテストを開催する!


まぁ料理と言ってもケーキやクッキーなどのお菓子でな!!


審査するのは俺だ!!

ちなみに1位をとったヤツには景品をやろう!!


HAHAHAHA!!』



理事長は高笑いをしながらそう言ったんだ



ちなみに俺達教員も、勿論生徒もその時まで何も知らされてなかった。


……と、いうより理事長がその時の気分で勝手に開催したんだろうけど…



しかもさ、考えてみろよ


この学校は男子しかいなくて、しかもヤンチャしてるヤツしかいないと言っても過言じゃないこのメンツで…


お菓子作りだぞ!?


ないわ!!画的にもないわ!!

爆発がそこらじゅうで起こったわ!!


結局優勝したのはヤンチャしてるけど料理得意で有名なヤツだったわ!!当たり前だよな!!



またある日はじゃんけん大会!!

またある日は鬼ごっこ!!

またある日はカラオケ大会!!

またある日はなんでもアリの運動会!!ただの乱闘になったわ!!

またある日は魔術講座!!誰1人できなかったわ!!

またある日は「ストップ!ストォップ!!」…ハァ、ハァ

まだまだあるぞ?」


「もういいです」


そーちゃんのキャラが変わってたし

怖かったわ!



「じゃあ次は俺の番だな…」


「何で!?」


「ある日の事だ…」


「無視か!!」





(私の話しを聞け!!)



べ、別に寂しくなんてないんだからね!!