キーンコーンカーンコーン
どこの学校にもあるチャイムがなった。

「はーい席につけーLHRを始めるぞー」
たぶん学校1のハゲの先生あだ名はクリリンの担任がいいながら教室に入ってきた。

「ねぇ、あの先生さちょっと太ってきたからさクリリンつーよりナッパじゃない!?くふふ」
「ぷはは!!だ、黙れ!!聞こえたらどうすんd…ぷはは」

ふん健ちゃんはドラゴンボールネタには弱いからな
すぐにツボに入ってくれる♪

「お前ちょっとあの頭の上に乗ってこいよ、修行したあとの力見せてやれよ」

「あははは!!やめろって!そんなネタ誰も分かんないって!!ぬははは」

「うるさーい!!清水!!中込!!黙れ!!」

ナッパが怒った…

「あ、そうかお陰で目が覚めたゼ
確かに俺は頭に血がのぼってたみたいだゼ」
とあたしが言ってみる


「あははははは!!だから誰も分かんない分かんないってばー!!」


「うーバカにしやがって…お前ら出て行けー!!」

学校中にその声が響き渡った。




こんな事が日常茶飯事
こんなバカげた生活が大好きなんだ

こんな風に笑うのが大好きなんだ


あたしが彼氏がいらないって言ったのはそういう意味なんだ


彼氏なんぞ出来たら自分が代わりそうでさ

健ちゃんや他の奴らといた方が絶対に楽しいしね



だからあたしはずっとこの生活が続くと思ってた
あの事件が起こるまではね