あれから二年が経った。 俺らは高校に上がり、桜は華輝姫を受け継いだ。 桜は鬼に狙われるようになった。 桜を守るのが俺だ。 「お母さんがいなくなって今日で二年だね」 「あぁ」 あれから桜に特別な力が宿った。 鬼はその力を狙い桜に襲うようになった。 男も桜を襲うようになった。