*桜ノ月光*




「…わかった…もう話さなくていいよ」


明日輝さんは優しく私の頭を撫でた。


「桜ちゃん…鬼神は強くなっている」


「鬼神が…?」


鬼神が強くなっているからなら今回のことに納得できる。


「柚月と戦ったのは…鬼だ。桜は襲われなかったのかい?」


私は襲われなかった…。


日常生活では私が襲われることが多かった。