*桜ノ月光*



【桜】



明日輝さんが息を切らせて家に飛び込んできた。



「明日輝…さ…ん…?」


「これは…っ…」


明日輝さんは理由を聞かずに柚月に応急処置をした。


「柚月は…大丈夫なんですか…」


「わからない…でも息はまだしている」



私は怖くなり手当てする明日輝さんの背中にしがみついた。