「今度無防備だったら容赦しないよー」 「はひ…」 彼は外したボタンを付け、ネクタイを結んでくれている あたしは、軽くパニックになってて動けなかった ほんっとビックリしたー… 「よし! じゃあ、俺行くね」 彼は立ち上がり、ニコッとする 「あっはい! えと…」 「俺、緒方 啓太(オガタ ケイタ)。覚えてね」 そう言うと彼は手を振りながら保健室から姿を消した 緒方 啓太…? どっかで…